CSSユーザーインターフェイス
CSSユーザーインターフェイス
この章では、次のCSSユーザーインターフェイスのプロパティについて学習します。
resize
outline-offset
ブラウザのサポート
表の数字は、プロパティを完全にサポートする最初のブラウザバージョンを示しています。
Property | |||||
---|---|---|---|---|---|
resize | 4.0 | 79.0 | 5.0 | 4.0 | 15.0 |
outline-offset | 4.0 | 15.0 | 5.0 | 4.0 | 9.5 |
CSSのサイズ変更
このresize
プロパティは、ユーザーが要素のサイズを変更できるかどうか(およびその方法)を指定します。
このdiv要素はユーザーがサイズ変更できます!
サイズを変更するには:このdiv要素の右下隅をクリックしてドラッグします。
次の例では、ユーザーは<div>要素の幅のみのサイズを変更できます。
例
div
{
resize: horizontal;
overflow: auto;
}
次の例では、ユーザーは<div>要素の高さのみのサイズを変更できます。
例
div
{
resize: vertical;
overflow: auto;
}
次の例では、ユーザーは<div>要素の高さと幅の両方のサイズを変更できます。
例
div
{
resize: both;
overflow: auto;
}
多くのブラウザでは、<textarea>はデフォルトでサイズ変更可能です。ここでは、resizeプロパティを使用して、サイズ変更可能性を無効にしました。
例
textarea {
resize: none;
}
CSSアウトラインオフセット
outline-offset
プロパティは、アウトラインと要素のエッジまたは境界線の間にスペースを追加します。
このdivには、境界線の端の外側に15pxの輪郭があります。
注:アウトラインは境界線とは異なります。境界線とは異なり、アウトラインは要素の境界線の外側に描画され、他のコンテンツと重なる場合があります。また、アウトラインは要素の寸法の一部ではありません。要素の合計の幅と高さは、アウトラインの幅の影響を受けません。
次の例では、outline-offset
プロパティを使用して、境界線とアウトラインの間にスペースを追加します。
例
div.ex1 {
margin: 20px;
border:
1px solid black;
outline: 4px solid red;
outline-offset: 15px;
}
div.ex2 {
margin: 10px;
border: 1px solid black;
outline: 5px dashed blue;
outline-offset: 5px;
}
CSSユーザーインターフェイスのプロパティ
次の表に、すべてのユーザーインターフェイスのプロパティを示します。
Property | Description |
---|---|
outline-offset | Adds space between an outline and the edge or border of an element |
resize | Specifies whether or not an element is resizable by the user |